『アメリカのデモクラシー』が今年になりワイド版岩波文庫として刊行されたので、第1巻と第2巻を合わせて1ヶ月で論じてみようとしたが、できなかった。先に松本礼二の『トクヴィルで考える』を通読し、それからこの書を読み解こうとした。しかし、多様な論点の取り扱い方に困ってしまい、作業が思うようにはかどらなかったのである。

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今回の失敗談から学んだことは、『アメリカのデモクラシー』を読む上で基礎的な知識を私が持っていないということだ。とりわけ、アメリカおよびフランスの歴史と、アメリカの地理に関する知識の欠落について、自覚せざるをえなかった。書籍を論じるためには、書籍の内容を正確に理解し評価したうえで、批判をくわえねばなるまい。まずは高校生向けの学習参考書をひもとかなければならないだろうか。