これまでは私が指定したホットキーによって、DvorakJ を停止したり再起動できたが、本日公開した版からは、そのホットキーとしてユーザーが任意のキーを割り当てられるようにした*1。まず「その他」の項目を表示している以下の画像を見てほしい。
「DvorakJ 用ホットキー」という項目の下にはつぎの機能四つが列挙されているが、ユーザーは各項目の右側のテキスト入力欄にホットキーの設定を記述する。
- 実行を停止する
- 実行を再開する
- 実行の状態を切り替える
- 再起動する
ホットキーの設定の入力欄に記述するのは、AutoHotkey のホットキー機能で記入する置換元キーである。AutoHotkey のホットキーの設定方法については以下のページを参照のこと。
AutoHotkey のホットキー機能に関しては、ことばで説明するよりも具体的な例を提示するのがいいだろう。
;; a で hoge を出力 a::send,hoge ;; Ctrl + a で foo を出力 ^a::send,foo ;; Shift + a で bar を出力 +a::send,foo ;; Alt + a で fuga を出力 !a::send,fuga ;; Win + a で piyo を出力 #a::send,foo ;; 左 Ctrl を押しながら 右 Ctrl を押して zzy を出力 LCtrl & RCtrl::send,zzy
今回実装した機能では、上記のような表記はもちろんのこと、以下のような表記も受け付けるようにした。
入力欄に記述するホットキー | DvorakJ が実際に設定するホットキー |
---|---|
C-a | ^a |
S-a | +a |
A-a | !a |
W-a | #a |
LCtrl -> RCtrl | LCtrl & RCtrl |
また、ホットキーを | で区切れば、同一の機能に複数のホットキーを設定できる。
変更したホットキーを有効にするには、DvorakJ を再起動すること。
*1:この機能は羽藤さんの 2011/11/18 01:56 のコメントを受けて実装した。