以下のページの質問に取り組み、Windows の ATOK の「文節後移動」を特定のキーに割り当ててみよう。
まず、「文節後移動」とはどういう機能なのかを確認しておきたい。ここでは、[040816]ATOK標準のキー操作より、「注目文節をうしろへ移動」する機能が「文節後移動」なのだと理解しておく。"文節後移動" - Google 検索を見る限り、このような理解でよさそうだ。
つぎに、質問者の環境と希望を把握しよう。
- Mac の BootCamp 経由で Windows 7 を使用している
- Ctrl + + に「文節後移動」の機能を割り当てたい
後者を言い換えると、つぎのようになる。
- IME が有効なときにのみキーカスタマイズを行いたい
- IME が有効なときは、Ctrl + +のキーフックを使いたい
- Ctrl + +で「文節後移動」をするショートカットキー、つまりShift + →を発行したい
これを AutoHotkey_L で実現してみる。AutoHotkey_Lを導入してから、以下のスクリプトを UTF-8 (BOM付き)で保存すること。
;;; ★最初にすること ;;; http://www6.atwiki.jp/eamat/pub/MyScript/ の IME20091203.zip を展開し、 ;;; IME.ahk をスクリプトと同じフォルダに置く ;;; IME が有効なときにのみ、以下のキーフックを有効にする #if ( IME_GET() ) ;;; ^sc027 (Ctrl と +) を押したときには、 +{Right} (Shift と →) を発行する ^sc027::Send,+{Right} ;;; IME.ahk を読み込む #include IME.ahk
このスクリプトを動かせば、質問者の意図した処理を実現できる。
なお、必要に応じ、^sc027 の部分を書き換えればよいだろう。たとえば、 sc07B & sc027 と書けば、無変換 + + で、sc079 & sc027 ならば、変換 + + で、同様に処理する。詳しくは、ホットキー - AutoHotkeyJpとキーリスト - AutoHotkeyJpを参照して欲しい。