はじめに
ja:syntax [DokuWiki]の「構文のハイライト」によれば、DokuWiki の「構文のハイライト」機能を使用することで、AutoHotkey のソースコードを色づけして表示できるようだ。
しかし、公式ページの説明に反して、この機能を使用出来ない。上記の説明ページによると、DokuWiki の「構文のハイライト」機能は GeSHi - Generic Syntax Highlighter :: Home によって実現されている。この GeSHi が対応している言語の一覧には AutoHotkey の項目が存在しないのだ。
AutoHotkey のみならず AutoHotkey_L に対応するシンタックス・ハイライトは、いつ公開されるのだろうか。
導入手順
実は、インターネット上で公開されている GeSHi の設定ファイルを使用すれば、AutoHotkey に対応するシンタックス・ハイライトをすぐに導入できる。以下でその手順を列挙しよう。
- /plugins/sfGeshiPlugin/trunk/lib/geshi/geshi/autohotkey.php - symfony - Tracにアクセス
- 上記のページの下部にある"Download in other formats:" のうち、 "Original Format" をクリックして、autohotkey.php をダウンロード
- dokuwiki のインストールディレクトリに移動
- /inc/geshi に上記の autohotkey.php を設置
これで、AutoHotkey に対応するシンタックス・ハイライトを導入できた。この設定を使用するには、つぎのように書けばよい。
- DokuWiki の「構文のハイライト」機能で、<code autohotkey> と記述する
おわりに
上記の手順を踏むことで、DokuWiki における AutoHotkey 用シンタックス・ハイライトを使用出来る。
これとは対照的に、AutoHotkey_L 用シンタックス・ハイライトについては、そもそも設定ファイルが公開されていない。AutoHotkey_L 用のシンタックス・ハイライトを使用したいものだ。