blechmusikの日記

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ワグネらのキーボード配列の考慮要素 6 点が 2009 年の論文でも参照されていることがわかった

今年 4 月 1 日のエントリーではワグネらの論文の一部を簡単に紹介した*1。それは、キーボード配列を人間工学の視点から分析するには 6 点を考慮せねばならぬというものだ。
ワグネらのキーボード配列の考慮要素 6 点が、2009 年のキーボード配列に関する論文で触れられているのだ。それは、Mauro Dell’Amico, José Carlos Díaz Díaza, Manuel Ioria and Roberto Montanaria の 4 人による論文 "The single-finger keyboard layout problem" ("Computers & Operations Research" Volume 36, Issue 11, November 2009, Pages 3002-3012.) である。ここでは、インターネット上で公開されている、この雑誌に掲載された論文と同じ題名の論文を見てみよう。以下にリンクを張るウェブページで公開されている PDF を見てほしい。PDF の 4 ページ目に該当箇所がある。Eggers ではなくて Egger と誤記されている文献こそ、ワグネらの論文だ*2。Eggers ら、と参考文献を表記した直後に、件の 6 点を簡潔に列挙している。

人間工学の視点からキーボード配列を検討するならば、ワグネらの論文を無視しえないだろう。

*1:Wagner, Marc Oliver, Bernard Yannou, Steffen Kehl, Dominique Feillet and Jan Eggers. 2003. Ergonomic modelling and optimization of the keyboard arrangement with an ant colony algorithm. Journal of Engineering Design. 14(2):187-208. < http://www.informaworld.com/10.1080/0954482031000091509 > キーボード配列の評価の考慮要素 - blechmusik2の日記 - http://d.hatena.ne.jp/blechmusik2/20090401/1238513115.

*2:ただ、参考文献の表記から分かるように、厳密にはワグネらの論文は引かれていない。引かれているのは、エッジャースらの論文だ。ScienceDirect - European Journal of Operational Research : Optimization of the keyboard arrangement problem using an Ant Colony algorithm