今回は Dvorak 配列編である*1。たしかに Dvorak 配列は変遷を遂げてきた。しかし、上記のエントリーで取り上げられている配列が Dvorak 配列と呼ばれてきたことはない。安岡さんの以下の論文を参照。
ところで、 "The qwerty keyboard" の図が表しているものは、いわゆる英字配列のキーボードである。記号類の配置に注目してほしい。具体的には等号記号「=」と鈎括弧「」の配置である。下記のウェブページの図を参照。
なぜいわゆる英語配列のキーボードと、私たちが普段使用しているキーボードの配列が異なるのか。このことを知りたい人もいるだろう。これについては、安岡さんの上記の論文と併せて、以下の論文を参照。
追記:"Power On English Reading"の'The Typewriter―A Lesson in Design'の件 まとめ編 - blechmusik2の日記を書いた。