はじめに
d:id:blechmusik2:20090502#1241202157の続きです。
本日付の版では ACT09 を実装し直しました。下記のページから最新版のファイルを取得してください。
変更点の概要
これにより、タイピング練習用ソフトウェアで ACT09 を使うことができます。例を出しましょうか。ACT09 で "vv" を入力すると「おなじ」を出力します。これは、実際にはソフトウェアの内部で"vv"を"onazi"に変換しているのです。
昨日の版では次のような処理をしていました。
- vが押されたら v を出力
- vv が押されたら BackSpace 一回出力し、続けて onazi を出力
一方、今日の版からは次のような処理をします。
- vが押されたら 何も出力せず
- vv が押されたら onazi を出力
こうすることにより、無駄な出力を省くことが出来ます。
ほかには、捨てかなといいますか、小書き仮名の処理も変更しました。単打の入力では何も表示しなくしました。二打目または三打目により、小書き仮名を出力するようにしました。
また、ゑとゐを出力するようにしました。恥ずかしながら、ローマ字入力でゑとゐを「変換を介さずに」出力できることを知りませんでした。ただし、ATOKで、です。MS-IMEの初期設定のローマ字変換表を見る限り、このようなことは出来ないようです。
あとがき
ACT09 を実装し直したことにより、JLOD配列も実装し直す必要があるのではないか、と思いました。特に促音と特殊拡張の処理を見直す必要がありそうです。なぜかというと、処理速度をわずかですが向上できるからです。