2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
矢内原忠雄「管理下の日本――終戦後満三年の随想」は4部から構成されている。まずは第1部を見てみよう。各段落には便宜的に番号を振った。 1 [1-1] 彼の日から満三年経つた。めまぐるしき変転。激しき胎動。われらは今やさながら革命期にある。 [1-2] 津浪の…
先日、林達夫「新しき幕明き」の存在をふと想起した。 林の若い読者は今はそれほどいないだろう……林が活動していた時代に関しては、高校の授業科目「倫理」で言及される和辻哲郎の義兄弟ということから、おおよその見当はつくだろうか。和辻の妻照は、林の妻…
山中湖湖畔に大勢の人々が集う、とあるイベントのチケットを頂戴した。当該イベントに参加された方ならば、下記に示すチケットがIグループで整理番号が一桁台ということから、私がかなり早く会場に入ることができ、よい場所を確保しえたことが分かるだろう。…