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blechmusikの日記

キー・カスタマイズ・ソフトウェア "DvorakJ" の覚え書きをはじめとして様々なことを書いています。

「北朝鮮によるロケット打ち上げ: 宇宙飛行候補国」

The Economist

短い文章ではあるが各国の立ち位置や振る舞いが端的に表現されている良い記事だと思う*1。日本の動向についてEconomistは"swiftly condemned the launch"と報じているが*2、この表現の裏にはインテリジェンスが機能していた様を見て取れるだろう。【北ミサイル発射】「撤去」何だったのか? 米、韓国に不信感 情報を遮断+(1/2ページ) - MSN産経ニュースの二段落目以後を参照のこと。
この記事を読んで気になったのは「ミサイル」という語についてである。この記事ではミサイル(missile)という単語が注意深く使用されている気がする。誰かしらの見解を引いている部分と、それに関する説明の場面でのみ「ミサイル」という語句が使われているのだ。これと対照的なのはこの件に関する日本でのニュースで、そこでは「ミサイル」という言葉が必ずと言っていいほど用いられている。北朝鮮が「ミサイル」発射、国連安保理は13日に議論 | Reuters朝日新聞デジタル:国内各党、非難や批判〈北朝鮮ミサイル〉 - 政治がその例だ。もしかすると、この件に関するニュース報道では「ミサイル」という語を用いよ、と日本の各マスコミ宛てに誰かがお願い?を出したのだろうか。よく分からない。
なお、今回のロケット打ち上げに関する技術的な解説については、北朝鮮の「人工衛星」と称するミサイル発射時系列まとめ - Togetterからリンクが張られているGarbage Collection(2012-12-10)の「北朝鮮の「人工衛星」の飛翔経路予測」の説明がわかりやすい。

*1:ただし、ロシアに関する視点は抜け落ちている。このことに注意しなければならないだろう。北朝鮮によるミサイル発射にロシア「非常に遺憾」: The Voice of Russiaラヴロフ外相:北朝鮮の発射は国連安保理決議に違反する: The Voice of Russiaを参照。

*2:WSJはEconomist紙以上に日本の動きを評価している。北朝鮮の偽工作−ミサイルの修復装う - Japan Real Time - jp.WSJ.com