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blechmusikの日記

キー・カスタマイズ・ソフトウェア "DvorakJ" の覚え書きをはじめとして様々なことを書いています。

意欲的なキーボードの改造例「疑似ソクタイプキーボード」が公開されている

先日言及した*1機械速記配列 Windows版」のサイトで、大幅に改造されたキーボード「疑似ソクタイプキーボード」が紹介されている。Perkyはキーボード自体を自作するものだったが*2、それに対してこの疑似ソクタイプキーボードはHappy Hacking Keyboard | HHKB Professional JP | PFUをもとにして総キー数の約半分を改造したものである。

個々人の指にあわせてキーが配置されているようなので、通常のキーボードはもちろんのこと、いわゆるエルゴノミクスのキーボードよりも使い勝手がよいと思われる。それぞれの指を添える位置については「人さし指、小指は高く、中指、くすり指は低く」となっており、細かい配慮が行き届いているようだ。また、説明されていていないことだが、画像を見ると最も手前にあるスペースキーやその左右のキーが通常よりも嵩が上げられていることがわかる。
通常のキーボードの使用では不満が解消されない、キーボード入力をより快適にしたいと願う方には参考になるページではないだろうか。ただ、ページ制作者が「REALFORCE を一台潰してしまいましたが」と述べているように、ある程度の犠牲というか費用を払うことになってもかまわない人がキーボードの改造に邁進できるのだと思う。
なお、キーボードのうち改造していないキーがいくつか打ちにくくなったのではないか、と問いかけるのは、このページの作者に対しては有意義ではないだろう。作者は「ソクタイプ_配列テンプレート.xls(未公開)」をもとに同時に打鍵するキーボード配列を生成しているようだが、ソクタイプの配列 | 機械速記配列 Windows版の内容をふまえると、普段用いるひらがなや数字は改造したキーだけで問題無く入力できそうなのである。つぎのように言った方がいいかもしれない。同時に打鍵するキーボード配列を利用することにより、作者はキーを打鍵する範囲を狭めることに成功したので*3、改造していないキーがたとえ入力しにくくなったとしても、それは入力する必要のないキーなのであるから特に問題は生じない。ページの作者はこう考えていると思う。

*1:「機械速記配列 Windows版」というものが公開されている - blechmusik2の日記

*2:20 home keysFlatPerkyを参照。

*3:もっとも、順に打鍵するキーボード配列においても、キーの打鍵範囲を狭められることはいうまでもない。