blechmusikの日記

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東日本大震災の被災地である釜石市と大槌町の各種情報をまとめた(4月5日時点)

後日追記

加除訂正を若干施した。

はじめに

このエントリーでは、釜石市大槌町の現状を理解するうえで有用な情報を列挙する。テレビや新聞で大々的に報道されていることからも分かるだろうが、どちらも被災地である。ただし、4月5日時点で入手できる情報に限っている。読者として想定しているのは、釜石市または大槌町の外に居る方である。具体的には、当該地域の地理にある程度明るい方はもちろんのこと、釜石市大槌町の地理を全く知らないものの、ボランティアとして当該地域に入りたいと考えている方も含んでいる。
まず、釜石市大槌町について、必読のページを示す。そのページに掲載されている情報を一通り見ると、当該地域の現況を大まかに把握できるだろう。当該地域の土地勘を有していない方は、この部分を後回しにしてよい。
つぎに、当該地域に土地勘を有しない方向けに、震災前の地域の様子が分かる動画を紹介する。各動画と地図を照らし合わせることで、海との距離を感覚的につかめると思う。
それから、津波が釜石市大槌町を襲う動画を、つづけて、震災後の地域を撮影した動画と写真を紹介する。
おわりに、両地域の今後の動向を知る上での有益な情報源を提示し、その上で、ボランティアとして当該地域に入りたい方に個人的に意見を述べる。

注意

このエントリーでは、津波が襲ってくる様を撮影した動画と、津波の被害後の様子を捉えた動画と写真を紹介している。不快である方は、当該箇所を読み飛ばして欲しい。

必読のページ

釜石市大槌町の災害対策本部情報は必読である。これは、隣接する遠野市が支援しているもので、遠野市のウェブサイト内で公開されている。

以下のページでは、釜石市内向けのより詳しい情報を閲覧できる。釜石市の災害対策本部で配布されている冊子を文字に起こしたものだろう。インフラの復旧状況の様子が分かりやすい。

他方、大槌町の方はまだ公開されていない。

震災前の動画

震災の被害を理解する上で有用なのは、JR山田線と三陸鉄道南リアスの車窓動画である。海と山がどのあたりにあるかに注目し、地図と照らし合わせて土地勘を得てほしい。以下、SuperDragooonさんが2009年10月に公開した、JR山田線の動画を列挙しよう。

三陸鉄道南リアス線の方は、VVVF2100さんが2007年9月に撮影した動画がある。


車両用道路の動画を見ていこう。震災のニュース報道では注目されていないが、震災後の復旧活動において重要となったのは、東日本大震災の一週間前に開通した三陸道釜石山田道路である。私見では、もしもこの道路が開通されていなければ、釜石市大槌町も復旧が著しく困難になっただろう。

震災前の釜石市街は以下の動画に捉えられている。

震災後の動画

youtube のような動画投稿サイトで、"釜石市" "大槌町" といったことばを入れると、さまざまな動画を探し出すことができる。
釜石市の動画の一部を、以下列挙する。今のところ、平田・唐丹方面の動画を見つけられていない。

大槌町についても同様に列挙する。

有用な情報源

釜石市大槌町の現状を知るならば、上記の「必読のページ」を欠かすことはできない。

釜石市大槌町の今後の動向に注目するなら、大阪市の活動が参考になるだろう。大阪市は、数ある地方自治体の中でも、中・長期的視点から復旧活動に携わっている一地方自治体だと思う*3

関連するニュース記事を挙げておく。


医療関係は、岡山を拠点とする、AMDA (The Association of Medical Doctors of Asia) の活動を注視すべきだろう。AMDAは、釜石市大槌町のサポートを震災直後から続けているNPO団体である。


各種支援団体間の調整を行っている「ゆいっこ花巻支部」も注目に値する。大槌町内の現況をよく伝えている。


在宅避難民と呼ばれる、避難所には居ないものの、物資の調達が難しい方については、有用な情報源が見当たらない。これは問題として認識され始めたようなので、もしかすると、有益なまとめサイトが今後設立されるかもしれない。

当面の間は、被災地で救援活動のニーズを細かく聞き取り、それを提供なさっている「バイオディーゼルアドベンチャー」さんの活動を注視するとよいだろう。

ボランティアとして当該地域に入りたい方へ

社会福祉法人 岩手県社会福祉協議会の情報を慎重に考慮し、本当に立ち入るべきかを判断すべきだろう。受け入れ態勢が整っていない状態で被災地に立ち入れば、人的リソースが無駄になると思われる。正式な手続きを経てボランティアの受け入れが認められるまでは、今は情報収集活動につとめ、実際に立ち入るのは控えたほうがよいだろう。参考に、ボランティア活動の受け入れ態勢が整っていなかった、つい先日の一事例を挙げておく。

*1:See, The Otsuchi Japan Tsunami stock footage page is now ready. | Breaking News Video Network, Inc

*2:なお、カッキーさんのお母様は大槌町出身とのことである。ソースは南部藩の城下町だった大槌は津波と火事により破壊されてしまいました。 - 釜石大好き お酒大好き 海が大好きスキーが大好き - Yahoo!ブログ

*3:災害協定を結んでいる都市、姉妹都市といった他の地方自治体については、ここでは省略する。