読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

blechmusikの日記

キー・カスタマイズ・ソフトウェア "DvorakJ" の覚え書きをはじめとして様々なことを書いています。

黒塗り下駄配列の解説 外来語と拗音編

外来語編

黒塗り下駄配列では、平成3年内閣告示第2号「外来語の表記」中の第1表・第2表の文字列すべてを、一度の同時打鍵で出来る。
以下で、黒塗り下駄配列の外来語の設定を通覧しよう。

ヴ[ァィュェォ]、[クグ]ァ、[ウク][ィェォ]、[トド]ゥ

以下の文字列については右手下段の小指(6)を使用して出力する。

ァィ[ゥュ]ェォの捨て仮名
人差し指(1)から小指(5)の順に並んでいる。
上段
ヴを出力する
中段
中指でトを、その他指でウを出力する
下段
中指でドを、その他指でクを出力する
5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6
ヴォ ヴェ ヴュ ヴィ ヴァ            
ウォ ウェ トゥ ウィ クァ            
クォ クェ ドゥ クィ グァ          
[シジチヂ]ェ、[テデ]ィ、[フツ][ァィェォ]

以下の文字列については中段の人差し指(2)を使用して出力する。

シェとジェ、チェとヂェ
人差し指(2)を使用するときは清音を、人差し指(1)を使用するときは濁音となる。また、シェとジェは単打の「し」がある右側に、チェとヂェは「ち」がある左側に配置されている。
ティとディ
人差し指(1)を右手で使用すれば清音、左手で使用すれば濁音となる
ファフィフェフォとツァツィツェツォ
「ァィェォ」の捨て仮名が、人差し指(2)から小指(5)の順に、並んでいる。また、フ[ァィェォ]は単打の「ふ」がある左側に、ツ[ァィェォ]は単打の「つ」がある右側に配置されている。
5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
      チェ ヂェ ジェ シェ      
      ティ ディ      
フォ フェ フィ ファ テュ デュ ツァ ツィ ツェ ツォ
フュとイェ

残る外来語用の文字列はフュとイェのみとなった。後に説明するように、この二つは次のように設定してある。フュは単打の「ふ」がある左側に、イは単打の「い」がある右側に配置されている。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
                   
               
  フュ             イェ  

拗音編

にぴみり[ゃゅょ]

まずは小指を使用して出力する拗音の設定を見よう。原則として、上段から下段にかけて -yu -yo -ya となる。例外は、 -yo -yu -ya となる「にょ」「にゅ」「にゃ」である。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
      にょ ぴゅ みゅ りゅ      
    にゅ ぴょ みょ りょ    
      にゃ ぴゃ みゃ りゃ      

「りょ」と「にゅ」については、「りょう」と「りょく」、「にゅう」を一度に出力できる。「にゅ」がある側に「にゅう」を、「りょ」がある側に「りょう」と「りょく」を配置した。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
にゅう     にょ ぴゅ みゅ りゅ      
    にゅ ぴょ みょ りょ     りょう
      にゃ ぴゃ みゃ りゃ     りょく

つぎに、上記の外来語の文字列を二つ配置した。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
にゅう     にょ ぴゅ みゅ りゅ      
    にゅ ぴょ みょ りょ     りょう
  フュ   にゃ ぴゃ みゃ りゃ   イェ りょく

最後に、打鍵しにくい文字列を未設定部分に配置した。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
にゅう     にょ ぴゅ みゅ りゅ     とり
    にゅ ぴょ みょ りょ     りょう
なら フュ れる にゃ ぴゃ みゃ りゃ きに イェ りょく
[きひちしぎびぢじ][ゃゅょ]

上段の中指と薬指を使用する基本的な設定はつぎのとおりだ。例外なく、上段から下段にかけて -yu -yo -ya となる。また、単打の[ひぴび]の関係と同様、ぴ[ゃゅょ]の位置に[ひび][ゃゅょ]がある。そして、[きちしぎぢじ][ゃゅょ]については、清音と濁音を出力するキーが同一の位置にある。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
    きゅ ひゅ ちゅ しゅ    
      きょ ひょ ちょ しょ      
      きゃ ひゃ ちゃ しゃ      
5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
    ぎゅ びゅ ぢゅ じゅ    
      ぎょ びょ ぢょ じょ      
      ぎゃ びゃ ぢゃ じゃ      

[きぎひびちぢしじ][ゅょ]については、つぎのように、「う」を加えて出力できる。人差し指(2)を使用する拗音については上段で -yuu を、中段で -you を出力する。これは、上段から下段にかけて -yu -yo -ya を出力する上記の基本的な設定と対応している。他方、人差し指(1)を使用する拗音については下段中指(3)で -you を出力する。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
きゅう   きゅ ひゅ ちゅ しゅ   しゅう
きょう     きょ ひょ ちょ しょ     しょう
    ひょう きゃ ひゃ ちゃ しゃ ちょう   ちゅう
5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
ぎゅう   ぎゅ びゅ ぢゅ じゅ   じゅう
ぎょう     ぎょ びょ ぢょ じょ     じょう
    びょう ぎゃ びゃ ぢゃ じゃ      

さらに、「しゅ」「ちゃ」「ちょ」については、以下のように、「っ」を加えて出力できる。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
きゅう   きゅ ひゅ ちゅ しゅ しゅっ しゅう
きょう     きょ ひょ ちょ しょ     しょう
    ひょう きゃ ひゃ ちゃ しゃ ちょう   ちゅう
5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
ぎゅう   ぎゅ びゅ ぢゅ じゅ     じゅう
ぎょう     ぎょ びょ ぢょ じょ     じょう
    びょう ぎゃ びゃ ぢゃ じゃ ちょっ ちゃっ  

未設定の部分には -y[auo]ku, -y[au]nn を出力する文字列を割り当てる。

5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
きゅう   きゅ ひゅ ちゅ しゅ しょく しゅっ しゅう
きょう     きょ ひょ ちょ しょ     しょう
きょく きゃく ひょう きゃ ひゃ ちゃ しゃ ちょう ちゃん ちゅう
5 4 3 2 1 1 2 3 4 5
ぎゅう   ぎゅ びゅ ぢゅ じゅ しゅく じゅん じゅう
ぎょう     ぎょ びょ ぢょ じょ     じょう
ひゃく ぎゃく びょう ぎゃ びゃ ぢゃ じゃ ちょっ ちゃっ ちょく